アイスタキャラストーリー1章まで読んでみた感想
ミラティブ内のアイドルランゲーム「アイドル★スターズ」の、主にストーリーについての感想。
総評
王道の要素が活かされているなと感じる。イベントストーリーの、キャラクターストーリーのネタバレを避けているのも上手いと思う。
ただし、メタバースの設定は荒め。
ネタバレなしの感想 キャラごと
かのん
ギャグ担当。天真爛漫で度を越した常識知らず、才能アリ。憎めないキャラとして描かれている。常識知らずが余りにも度を越しているため、ストーリーを読んでると置いてけぼりを喰らい、木耳はあまり楽しめず。
沙雪
暴言に近くなるけど、陰キャのメアリー・スー。「学校で孤立しており、当人が人気が欲しいわけではないのに勝手にランキングに上がってしまうほどの実力の持ち主」として描かれている中堅。おそらく、誰にでも好かれるし愛想も良い新人かのんの対としてのキャラクター。アイドルより音楽活動寄り。
アリス
現在プレイアブル内で1.2を争う常識人。故にかのんやシュウに振り回される不憫枠。先輩のあいりに頼る姿も。ハルやレイヤにミーハーっ気を見せており、それを利用して全てのキャラストーリーに出ており、アイバス世界観の主人公として扱われているように思える。世界観的には、新人ルーキーとして目下注目中だが、それは本人の努力の結果。
あいり
街中にでかい看板があるほどの実力派古参。キャピキャピしている言動とは裏腹に「理想の自分」を演じているものに近く、アリスと並ぶ常識人として描写されている。そういう意味で「ライバルがおらず成功したアリス」という印象。沙雪ストーリーの対役(沙雪自体が自ら動こうとしないので引っ張ってく相手が必要で、沙雪のファンという理由付けで役目をおってる感じ)。
シュウ
兄ちゃん過激派。ヤンデレ、というよりは、シュウ本人とどうこうなりたいという言動は薄め。神扱いしている狂信者の方が近い。にしてはハルのファンを減らしたがったり、よくわからない。2章読み進めれば解決するのかな……?
(ちなみにメタな話をすると、BL趣味の方向けのキャラクターとして作られているのは伝わってくるけど、男同士で関係性にこだわりだすとあっというまにBL感がハッキリ出てしまい、一般向けではならなくなるし、BLがハッキリ出てくると逆にBL趣味の人らは離れていくので、こういう中途半端なことになってる可能性を考えている)
異常である理由がハッキリしている(かのん比)ので、ストーリーが比較的しっかりギャグになっていて素直に楽しめる。ハルはプレイアブルではないの?という声多数。
シドウ
挫折を知らない故、何事もつまらない完璧超人。うしとらの秋葉流みたい。かのんや沙雪の天才たちとは違い、一般的なレベルというのは半分くらいは理解している素振りは見せる。半分。
実在するなら、TRPGのGMとかやらせたら良さそう。まぁだから現在軸でアイドル事務所経営してるんだろうな。
シドウの名前は指導とかけてるらしく、他アイドルに的確な助言をする師匠的描写がちょくちょく見られる。おっさん趣味らしい某人は、実装時に年齢が判明しがっかりしてた。