神器――それは創造と滅亡を司る3種の力。
文化の象徴を司る「黄帝の剣」、創造の象徴を司る「煉妖壺」、そして天下万物の記憶を司る「崑崙鏡」。
3種の神器がもたらす力のバランスにより世界は成り立っていた。
しかし、「崑崙鏡」の異変により世界の秩序は崩れ去り、混沌が支配する闇の世界へと変貌していった。
十二鏡王の支配下の元、「崑崙鏡」は正常な記憶を保存し世界の均衡を保っていた。
いつのころからか「崑崙鏡」の一部が欠落し、世界を正確に投影できなくなる事態が発生。
それと時を同じくして多くの鏡王が行方不明になり、「崑崙鏡」は正常な機能を失い、混沌が世界を包み込んでいったのである。
残った鏡王の一人、「ダユエン」は世界の危機を救う為、別世界から力ある者を召還し救いを求めた。