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補助のすすめ

りーさんがクタさん向けに「狩りのすすめ」を書いてたので、誘発された形でつらつらと書き上げてみました。
補助のやり方や拘りは個人にもよるので、俺の場合の一例として読んでもらえたら幸いです。

補助をしたことが無い人向けの文書のはずなんですが、書いてるうちにノッてきてものっそい長文になりました。もうこれただの自己満足や……
楽しかったからいいや(
本文は続きからどーぞ。

飛天オンラインにおける補助とは

主に旅団のステータスやbuffの管理をする、主に医者と旅団楽師がやることを指します。
楽師は旅団楽師とペット楽師の2タイプありますが、補助の場合、旅団楽師のみを指します。

補助のメリット

・狩場の自由度が高い
→妖魔とのLv差を気にしなくていいので、旅団でシェアさえできれば良い。
→低Lvの範囲旅団、高Lvのペア旅団、覚醒ボス、どんな場面でもいらない子になりません。
・装備の用意が少なくて済む
→攻撃することがないため比較的武器にこだわりません。課金しない場合、注射器や楽器は初期武器でも補助業に差し障らない。防具だけ考えていればいい。
・どんな狩場でもやることが比較的変わらない
→基本は旅団の管理なので、玄石で複数武器を用意したり等複雑なことをしなくて良い。慣れてしまえばルーチンです。

補助のデメリット

・ソロができない
→きちんとした補助をするスキル振りにすると一切の攻撃手段を持ちません。他の職のスキルを積むしかありません。他の旅団員あっての補助というのを意識して補助に務めましょう。
・どんな狩場でもやることが変わらない
→色々考えたり試したりするのが好きな人には向かないかもしれません。
・気をつけることが多い
→11Lvからコツコツ補助を上げていけば、成長に合わせだんだんやる事が増えるので順番に覚えられるのですが、別スキルを積んで上げて高Lvになった、さあ補助しよう、となるとパンクしがち。慣れるまでが大変。
・楽器持ちの場合、硬直中ヒマ
→硬直が終わったら何をするかを考える時間だと思います。HPが減っていたらHP管理をし、大丈夫なようなら次の歌を歌う。

旅団楽師について

歌には、短歌、長唄、転の3種類があり、28Lvまでは短歌のみ取得できます。
ステは103敏捷のち精神がベストとされます。

短歌とは

短歌は一種類につき10秒の演奏時間(硬直時間)で40秒の効果時間のbuffがつきます。
殲滅中に短歌をかけることが歌の基本。以下の4種存在します。

器用の序曲(凝神節奏) 命中、法命中を上げる
勇の賛歌(壮烈之韻) 攻撃力、法攻撃力を上げる
言霊唄(集霊曲) MP回復力を上げる
速の輪舞曲(勤快軽曲) 回避力、移動速度を上げる

4種あるため常時全てのbuffをつけようとすると、10秒*4になるため楽師は完全に動けなくなる計算。wikiの楽師の概要に「演奏は中断されてはいけません。」とあるのはこのせいです。
そのため敏捷に振ることで演奏時間を短縮したり不要な歌を切ったりすることで他の補助をする時間を作ります。
よく範囲旅団殲滅中に不要とされるのは速の輪舞曲。その理由としては、以下の通りやることが多いため。回避力を上げるために10秒凍るなら、その時間他の補助に回したほうが有効なため。

  • 安定した旅団狩りだとHP管理の専属医者が不要のため、その人員は火力に回りがち。その場合医者のbuff管理も楽師が兼ねることが多い。
  • 敏捷103までいけば、1歌につき演奏時間が3秒短縮し、3秒*3+速の輪舞曲分の10、合計19秒の余白ができ、その時間で14秒必要な長唄(後述)をかける時間に足る。
  • 転(後述)する時間。

殲滅中は、器用→勇→言霊→別作業(※後述)→器用……と短歌を回すのが基本。
命中を上げた上で攻撃力を上げたほうが効果的で、MPが減った後にMP回復が重要になるためこの順番。
単体狩り且つ命中力が十分にある場合は器用を切れる場合もあります。
かといって速の輪舞曲が完全に不必要かというわけではありません。範囲旅団の釣りの移動速度の底上げや、覚醒ボスの釣りの移動速度や回避をUPするのに必要。
また余談として、言霊は演奏者自身のMP回復量を上げないため、自身のMP回復手段を別に持っておきましょう。(だいたい活霊術です)

長唄とは

1種類につき、10秒の前奏時間(詠唱扱い)と10秒の演奏時間(硬直時間)で5分の効果時間のbuffをつけます。どちらも103敏捷で時間が3割減るため合計14秒になります。
以下の3種類存在します。

戦神武曲(戦神之歌) 物理攻撃力、命中、回避を上げる
天仙霊歌(天仙之歌) 法術攻撃力、法術命中、法術回避を上げる
回音(回音護體) 一定割合で敵の攻撃を反射

バリまでの範囲旅団では3種全部かける。ペア狩りや少人数での狩りの場合は、火力に合わせて要らないものを切ってしまって良いです。
→スキル火の場合、攻撃力が物理依存でも、命中が法命中依存だったりするので気をつけましょう。
→天ガラ以降の狩りと覚醒ボスは、回音をかけると反射時にモーションが入って攻撃が止まってしまうためかけてはいけません。ただし青龍はかけます。
効果時間が長いので歌い続ける必要はありませんが、動けるようになるまで短歌の2倍の時間がかかるため、かけるタイミングが回転の良さを左右します。
バリまでの範囲狩りの場合、殲滅が終わった後に長唄を全てかけ直そうとすると、20秒*3で1分も待たないと釣りに出れなくなってしまいます(待ちきれず長唄かかる前に走ってく人多し)
解決方法としては以下。

  • 殲滅が終わりそうなタイミングで長唄をかけはじめ、釣りに出る前にかかるように調整する。上記「短歌」の項で上げた※別作業の時間を上手く利用すると良い。
  • 釣りが法術範囲を使わないようであれば、釣りの人の天仙霊歌を切ってしまい、釣ってる最中に釣り以外の旅団員に天仙霊歌をかけるという手もある。
  • 1回の殲滅で3種類全部かけ直すのではなく、狩り1周が2分30秒以内に収まるようであれば、この周は1種類、次の周は残り2種類、というふうにかける。1周が1分40秒に収まるならば1周1種類かければ回る。

慣れないうちはこれらを意識するのは難しいので、釣りにお願いして、長唄をかける時間をとって待ってもらうのも手です。
頼んでも、釣りが狩りの回転の良さを重視すると断る場合もあります。その場合は釣りに長唄がかからなくても気にしないで大丈夫です。

転の鎮魂歌(博魂小調)

HPを旅団員のMPに転換するスキル。直後に歌って妖魔引きつけて死なないように注意。
転の基本は、MPが全回復する目処が立たない人を見極め、医者>釣り>火力 の優先度でかけます。
ただし以上は基本なので、安定した範囲旅団ならそもそも専属医者が居ない場面が多々あります。優先度に釣りが二番手なのは、釣り以外は釣り時間に座って回復する時間があるため。釣りは動き続けなければならないのでその時間がありません。


以上、短歌、長唄、転の3つをかけることが旅団楽師の仕事です。
なお、歌のエフェクトやモーションは結構不安定なので、buffアイコンを見て行動するよう心がけてください。
他のスキルに間髪入れずに歌ったりすると、buffアイコンではたしかに効果があるのにエフェクトがなく棒立ちしてる、ということがよくあります。
釣り合図の速の輪舞曲なんかは、連打せずすこし間をおいてエフェクトを出すよう心がけ、釣りにわかりやすいようにすると良いです。
また、前奏・演奏中にクントゥを使うと、使用扱いされたのにクントゥが付かない、という現象になるので注意されたし。
あとから改めて押したら良いですが、殲滅開始前にクントってしまうのがベストですね。

範囲旅団中の歌のおおまかな流れ

以上を包括して、範囲旅団中の歌のおおまかな流れは以下。
狩りの開始前:長唄をかける

釣りに出る時:速の輪舞曲をかける

釣り中:MPが減っている人がいたら言霊をかける、場合によっては天仙霊歌をかける

釣りが戻った時:釣りが近づいてきて、歌の範囲に入ったら即座に器用をかける
 勇の賛歌をかける
 言霊唄をかける

器用の効果時間が切れるまでに殲滅しきれるか否かを判断
→殲滅しきれない:転や医者の仕事をし、器用から短歌をもう一巡させる
→殲滅しきれる:転や医者の仕事があるか確認し、長唄を1?2種かける→「釣りに出る時」に戻る

また、医者がいないときはHPの具合も見て回復をかけたりしてください。

バリ以前の範囲旅団以外は常時殲滅中のようなものです。
合間合間に時間を見つけて転や長唄、医者の仕事をしてください。

医者

補助をする医者は旅団医者、脈医者と大きく2種類に分けられますが、どの医者でも必要なスキルは経絡術と活霊術、迷ってるならとりあえずこの二つだけ上げておくと良いでしょう。
一般的なヒーラー的役割なのは旅団医者。覚醒ボスに行くなら最低一人は必要。専医者という場合は大抵回復を任す旅団医者を指します。
脈医者はbuff管理に特化しています。覚醒にいたら嬉しい。スキル振りの都合上回復力が必然的に下がるので、当然範囲旅団での回復役は向きません。普段の狩りでは楽器を持ってペア狩りするのが理想らしいです。

医者のスキル・ステータス
旅団医者のスキル振り

MAX
医療:回復術、経絡術、天癒術、活霊術
食補:薬湯、延年益寿(11の前提は日月同寿4)

MAXにするかは好みだが必要
医療:起死回生(最低1)
食補:大薬湯(5は欲しい)

取るのは好み
医療:元気満点(前提として起死回生5)、解毒2(覚醒ボスに行くなら欲しい)
食補:日月同寿
心得:医具装備

医者はただでさえスキルポイントがかつかつなので、上記全てをMAXにすることは(課金を湯水のようにしなければ)できません。
参考として木耳は、「MAX」は全て取った前提として、起死回生9、大薬湯10、医具装備1、元気満点1、解毒2。

脈医者のスキル振り

知らないので四つ葉さんの脈医者の項を参考にしてください。
あとは影さんの補助のすすめ~脈医者編~にて。

旅団医者のステ振り

なんだかんだで楽器を持つ場面が多いです。敏捷50はあった方がいいと思います。103まで上げるかは好み。残りは精神。
精神極も回復量が豊潤になって間違いではないですが、楽器を持つと泣きを見ます(木耳はそれを香港飛天でやって大変でした)
医者だけやるなら精神極でいいですが、今回「医者のすすめ」ではなく「補助のすすめ」なので敏捷に振るのをお勧めします。

脈医者のステ振り

ペア旅団が前提らしいので楽器を持つそうです。なので103まで上げる人が多いように思います。残りは精神。
具体的なことは影さんの補助のすすめ~脈医者編~にて。

実際の運用

旅団での医者の仕事は回復とbuff管理です。

回復の仕方

最優先のお仕事です。buff管理は回復の合間にもかけられるようにしておきましょう。
以下は旅団医者前提の記述です。
HPが減っているのが二人以下の場合、回復術と薬湯で回します。回復しきらなかったり、3人以上HPが減っている場合は天癒術を使用します。
半分以下が3人以上いる場合は大薬湯を先に使って下さい。緊急時に元気満点があると安心です。
術の詠唱時間やディレイの特性、緊急性を考え、死なせないようがんばればフィーリングでわりとどうにかなります。

一番死んではならないのは医者です。火力が一人死んだらあとで起こせば良いですが、医者が死ぬと全滅が壁ドンする勢いで迫ってきます。他人と自分が同時に瀕死の場合、非情と思われようが自分の回復を優先してください、それが旅団のためです。
次に死んではならないのは釣り壁です。ですが覚醒ボスの場合、釣りはほっといてください。自身の耐久度に自信がなければ、釣りを回復してはいけません。ヘイトが医者に移って殴られます。HPが減るのがすごく気になると思いますがどうにか耐えて下さい。覚醒ボスの釣りは孤独な仕事なのです。

buff管理

経絡術・延年益寿などのbuff管理をします。
残り1分を切ったらかけ直すよう、できるだけ切らさないよう心がけてください。
経絡術以外、11を取るまでは、左上の旅団アイコンを自分を含め上から順番にかけるのが一番分かりやすいと思います。自分からかけるのは、buffの時間管理をしやすくするためです。
バリまでの範囲旅団の場合、釣りのbuffに注意してください。かけなおす時間に釣り役が釣りに出ていることが往々にしてあります。その場合は諦めて戻ってきた時にかけ直しましょう。釣りだけ優先的にかけてしまうのも手です。
ペア狩りの場合は自分だろうが相手だろうがかける時間に差がさほどないのでどっちからかけても構いません。

10までのbuffスキルを、全種類一度にかけなおすのは時間と手間がかかり、回復が疎かになる一因になります。そのため、種類別にあえて時間をずらしてかけるのも手です。例として、狩り開始は延年益寿と経絡を同時にかけ、(スキルが10の場合)5分経ったのち経絡だけかければ、経絡と延年益寿を交互に5分ごとにかけることになります。

またbuffの特例としては経絡術11があります。経絡術は、10まではHPの自然回復量を上げる効果がありますが、11はHP最大値の5%を、2秒毎に30秒間回復します。HPが多ければ多いほど回復量も上がります(そのため覚醒ボスの釣りの必須スキルです)
非常に強力な回復スキルなので、妖魔のターゲットが集まっている旅団員にかけるよう心がけてください。またディレイも30秒になるので、効果時間中10経絡術をかけられなくなります。10経絡のかけなおしより11経絡を優先する場面も出てくることでしょう。

補助が積むスキル

医者と歌はセット扱いしても差し支えありません。
医者は医療も食補も使い、旅団楽師は旋律技しか使いません。そのため歌う場合、医者で楽器を持つことで1枠スキルの空きができます。そのため、特に覚醒ボスの楽師は、医者に楽器を積んで歌うことが理想とされます。職ペナもないし。そうするとスキル1枠空きます。
医者が完全な旅団医者をする場面は、釣りのスキルが揃っていない旅団、天ガラ範囲、覚醒ボスです。これらの場合は専医者となり、楽師をほかの人に任すことになります。そうするとサブスキルはまるまる2枠空きます(転だけのために楽器を持つこともわりとあります)
空いた枠のバリエーションは以下の通り。

傭兵の槍矛技

陣によるbuffをつけます。一度かけたら近くの旅団員全員にかかるため歌の合間にかけるにはもってこいです。

踊り子の舞歩

buff・debuffが豊富です。debuffスキルは天ガラの単体狩りや覚醒ボスで活躍します。debuffは4種あり歌の合間にかけるのはちょっと大変です。

道士の加持

霊符による属性防御をつけます。属性がある敵に効果的です。水属性の敵が多いため、補助職は土霊符を取っておいて損はありません。

陰陽師の風水

芒種という足止めスキルが便利です。バリまでの範囲旅団や覚醒ボスのスオーニで活躍します。

商人の商人道

霊薬活用で旅団員のMPを回復させることが可能です。

蟲師の使蟲

速火がいない場合、疼痛のために持つ場合もある……かも?木耳は蟲師をあげてないのでちょっとよくわからないですが、意見が出たので載せておきます。

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