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超初心者向けTRPG「じゃあやってみよう」

はじめに

TRPGに不可欠な、GMとPLのやりとり、ダイスを使った判定をさわりとして実践できます。
「TRPGって何?」と言われた相手に「じゃあ、ちょっと簡単なのをやってみようか」という時にご利用下さい。
PL数:一人。
所要時間:テキストオンラインで10~30分、オフラインで5分。
クトゥルフライク。
6面ダイスが手元にあると良いですが、「2回コインを振って両方表だったらこういう結果」などにしても良いと思います。
シナリオ本編中の番号はGM用の表記ですので、PLには番号を伝えないように注意してください。
改変自由です。

シナリオ本編

導入

あなたはプレイヤー、私はゲームマスターです。
あなたはこれからキャラクターを操作し、ゲームクリアに向かわせて下さい。
あなたのキャラクターは、パズルが好きです。準備はいいですか?

では始めます。ある日、あなたのキャラクターはいつもどおりに寝室で寝に入ります。しかし、目覚めたら見知らぬ通路に倒れていました。

1.見知らぬ通路

その場所は洞窟になっていて、前と後ろに行けそうです。ただしその先は曲がっていて、どちらも進まないと奥はわからなさそうです。どうしますか?

前に進む:
行き止まりです。箱が落ちています。箱はよく見るとパズルになっています。あなたは、「解いたら箱が開くかもしれない」と感じました。
もしパズルを解きたいのなら、サイコロを振ることで挑戦する事ができます。出た目によって、パズルが解けたかどうかが決まります。
パズルに挑戦する→
6面ダイスを振って5以下が出たら開きます。「幸運の鍵は左」と書いたメモが入っています。
後ろへ進む:
分かれ道に着きます。2に行く
2.分かれ道

分かれ道につきました。どうしますか?

右へ進む:
また分かれ道です。2に行く
左へ進む:
扉が二つあります。3に行く
3.二つの扉

扉が二つあります。右が赤の扉、左が青の扉。どうしますか?

赤の扉を開ける:
怪物が出てきた!4に行く。
青の扉を開ける:
目の前は真っ白になり、意識を失います。目を覚ましたら、キャラクターはいつもの部屋でいつもの朝を迎えました。
おめでとうございます、ゲームクリアです。
4.怪物対応判定

6面ダイスを振ってダイス判定。

1が出た:
倒すことができました。奥に分かれ道があります。2に行く。
6が出た:
怪物に殺されました。残念ながらゲームオーバー。
それ以外:
逃げおおせました。3に戻る。


補足など

  • 中学生の甥っ子に「TRPGって何?」と言われ、1時間程で作った即席のものです。概要説明が面倒くさかったので作りました。「とりあえずやって分かれ」
  • キャラクターには名前をつけさせてもいいと思います。プレイヤーが創作者なら、創作キャラクター名を借りても良いでしょう。
    その場合、「(キャラクター名)はメモを見つけた」「(キャラクター名)は分かれ道についた」とするなど、積極的に名前を使ってあげると愛着が出ると思います。
  • ゲーム終了後にTRPGの補足をしてもいいでしょう。私は甥っ子に
    「今回はパズル好きのキャラクターをあてがったけど、自分で、ロッククライミングが得意なキャラクターを作ったり、
     医者で医学に詳しいキャラクターを作ったりできるものもあるよ」
    「今回は一人だったけど、複数人でやって、それぞれの得意分野で協力したりすることもあるよ」
    「ちゃんとしたTRPGシステムだとHPやMPがあったりするよ」
    などと補足しました。
  • 初心者では考えにくいですが、行き止まりは「箱をぶっ壊す」という選択肢もありだと思います。
  • 手元にiPhoneがあるならSiriに「サイコロ振って」というと振れます。

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